一番の原因は、隠れ潜んでいる害虫には届いていなかったり、害虫の習性を理解していないのが原因です。
意外に知られていないのは、害虫は家の中で増えることもありますが実は外から侵入してくるものなのです。
害虫駆除で大切なことは
1.環境調査
2.害虫の習性を知る
この2つが重要となります。
あなたはどれくらい害虫のことを知っていますか?
まずゴキブリといえば黒光りするテカった体や、素早い動きが不快感と恐怖感を与えるだけでなく、食中毒・チフス・破傷風・肺炎・ジフテリアなどの病原菌を媒介するといわれています。その他、アレルギーの原因にもなる厄介な虫のひとつです。
さらに、ただでさえ恐ろしい生命力のゴキブリですが、ゴキブリは水・髪の毛・紙・木材などをエサとするため、現代の環境ではゴキブリが自然に消滅することはないというのが現状です。
ムカデは夜になると活発的に活動し昆虫や小動物を捕まえて食べています。時には小型のネズミを捕えることも。
ムカデの毒の成分はスズメバチのものに非常に近く激しい痛みがあります。
命を落とすことはありませんが、乳幼児が首などを咬まれた場合は重症に至ることもあります。
また、ごくわずかな確率でアナフィラキシーショックの可能性もないわけではありません。
ハチは大きく分けて3種類(スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチ)です。
特に危険なスズメバチは、日本の蜂の中で最も強力な毒と攻撃性の高い危険なハチです。その中でも最恐はオオスズメバチといわれています。
毒針による攻撃のほか、同時に強力な大顎で皮膚を大きくえぐる行動もあるので、大怪我になる場合が多いです。また、目を狙って毒を飛ばすことがあることも確認されています。さらにさらに、攻撃対象へ攻撃フェロモンをかけることも知られており、一匹のハチに攻撃されると次から次に集団で襲われるのはこのためです。
日本においては、野生動物による人間の死亡例はダントツにスズメバチが多く、クマやヘビなどとは比べ物にならない件数の死亡例が毎年報告されています。世界的に見ても同様の傾向にあり、オオスズメバチは世界の中でも最も大型で獰猛なスズメバチです。
個人で駆除できるレベルではありません。とにかく近づかないことが重要です。
その他のアシナガバチやミツバチは比較的温和な性質ですが、刺されると激しい痛みを伴います。また、アナフィラキシーショックによる死亡例もあるので安心はできません。
日本でよく見る毛虫はドクガ科の種類の毛虫で、毒をもった毛が抜けやすく、空気中に毛を飛ばし近くを通った際に刺されるという感じです。
毛が抜けて毒毛内部にあるヒスタミンを放出することによって、激しい痒みと赤いブツブツとした皮膚炎を発症させます。ドクガ科の種類の毛虫はどこにでも生息しており、庭の葉や、樹木など身近なところに生息しているため、注意が必要です。
「IPM」に準拠した害虫駆除
IPMは2008年1月25日に厚生労働省健康局長より通知されました「建築物における維持管理マニュアル」です。
IPM(Integrated Pest Management:統合的有害生物管理)は、 建築物において考えられる有効・適切な技術を組み合わせて利用しながら、人の健康に対するリスクと環境への負荷を最小限にとどめるような方法で、 環境基準を目標に有害生物を制御し、そのレベルを維持する有害生物の管理対策と定義されましたものです。
もちろん薬剤自体は人間に対する毒性は大変低い物を使用しています。
そもそも人間とムシでは薬剤が作用するメカニズムが違う上に、タバコや酢の方が何倍も毒性値は高いのです。
しかし、化学物質であることには変わりありませんので、元の環境に化学物質をプラスしてしまうということ自体を極力避けるというのがIPMの考え方です。
弊社は、このIPMに準拠した安全な駆除を実施しています。